今でも思い出すと屈辱ですが、俺の初めての恋愛が終わった原因は早漏でした。
クラスでも評判の美人を落としたまではよかったんですが、それだけに彼女は経験が豊富だったんです。
そんな彼女からすれば、1分と耐えることができない俺は物足りなかったようです。
落ち込みましたが、俺はすぐに気を取り直しました。
なあに、たまたま相性が悪かっただけだ。次の彼女を作ればいい。
ですが、気を取り直したと思ったのはどうやら強がりだったようでした。全然気力は戻ってなかったんです。
俺自身の早漏が直ったわけでもないし、次の彼女を作っても同じだと思えてしまうんです。
すっかり自信がなくなってしまいました。
解決の糸口をくれたのが姉でした。
好意で早漏対策に付き合ってくれた姉に思いっきり顔射した思い出
姉はもともとノリがかなり軽い方で、恋愛経験も豊富でした。
顔が整っている上、運動部に入っていましたから、色恋沙汰の類には事欠かなかったんです。
そんな姉からしたら、恋愛ひとつでうじうじしている俺はバカみたいだったんでしょう。
姉「なにいつまでも引きづってるのよ。いいかげん吹っ切れば?」
俺「そう言ったってさ」
姉「だいたいあんたたち、なんで別れたのよ。仲よさそうだったじゃない」
俺「…早漏」
姉「はあ?そ、そう…でも、セックス嫌いな彼女ならいいんじゃない?割といるわよ」
そりゃいるかもしれません。
でも、俺が好きな相手がそうかはわからないだろうが。
そう言うと、姉は苦笑いしながら言いました。
姉「なんならあたしと練習しとく?口くらいならいいわよ」
弟「え、マジ?
姉「…冗談に決まってるでしょうが」
冗談にしてもどうかとおもいますが、こういう姉のノリは落ち込んでいた俺には救いでした。
とはいえ、こんな冗談を冗談と咄嗟に判断できないほど、切羽詰まっていたんです。
俺にとって、自分の早漏をどうにかするということは、それだけ重いことでしたから。
その時はそれだけで終わりましたが、姉の冗談は俺には冗談で片付けられるものではなかったんです。
1ヵ月ほど経ってから、俺は狂ったと思われるのも覚悟して、ダメもとで姉に「練習」をお願いしました。
姉「やだなあ…あんた本気で?あとで後悔するわよ」
罵倒されても仕方がないと思っていましたが、冗談とは言え元は自分が言い出したせいか、姉は意外にすんなり俺の頼みを受け入れてくれました。
派手めな外見からあまり分かりませんが、もともと面倒見がいいタイプではあるんです。
すさまじくうんざりした顔はしていましたが。
決まった以上、善は急げです。
さっそく、俺の部屋で試してみようというコトになりました。
姉「のんびりやっても仕方ないから、刺激強めの方がいいのかな…」
俺「わかんないよ、そんなの」
俺としては任せるしかありません。
姉「じゃあ、最初はナマで試してみようか」
俺「マジ?」
姉「そうよ?でも、味、嫌いだから口の中では絶対出さないでよ」
釘を刺すようにそう言うと、姉は俺に下半身裸になるように命じました。
俺は、不覚にもその時点で勃起していました。
姉「…あんた、もう少し漏れてるじゃない…」
俺「そうみたい」
姉「…ホントに、いきなり出さないでよ。ティッシュ、片手に持ってなさい」
ティッシュを片手に持ってフェラされるのは間抜けでしたが、仕方ありません。
姉は直立した俺の足元に座ると、舌先で亀頭をつんつんしはじめました。
姉「これくらいだったら大丈夫?」
俺「ま、まあ…」
続けて、竿の部分を姉の舌先がなぞっていきます。
それこそ、浮き出た血管一本一本まで丁寧に。
姉「どう?」
俺「な、なんとか…」
本音は、何とかなんてものではありませんでした。
たかがこれだけでも、俺は歯を食いしばって必死に耐えていたんです。
頭がどうにかなりそうでした。
カウパーが止まりませんでしたから、説得力もなかったでしょう。
ただ、頑張ればなんとかなるもので、何度となくやってきた波をなんとか俺は耐えきりました。
姉「これくらいなら大丈夫かな…」
俺「…そうみたい、だな…」
歯を食いしばり過ぎて顎が痛くなっていましたが、俺はそう答えました。
自信はまだありませんでしたが、これなら頑張ればなんとかなるんじゃないかと思えてきていました。
まだ、舌の先っちょで刺激されただけだっていうのに。
姉は、俺の言葉を直にとりました。
姉「じゃ、直接いくわよ」
俺「え、ちょっと」
まだ早いんじゃないかという躊躇の言葉をいう前に、姉は、あむっと、全体を口でほおばりました。
とたんに、姉の口の中の粘膜の暖かさが、ち●ぽの全てを包み込みました。
ざらっとした舌と、吸われる感触がありました。
俺「あ、あっ!?」
姉「もご?」
段違いの快感に背筋を寒気が走り抜けていきました。
俺のを頬張る姉の姿がエロ過ぎたのもあります。
玉袋がキュッと締まる感覚がありました。
かろうじてさっきは耐えられましたが、今度はあっという間に我慢できなくなったんです。
というより、我慢もくそもありませんでした。
俺「ね、姉ちゃん!」
姉「もごもご」
俺「出るっ!」
姉「もごっ!?」
姉が慌てて、口から俺のち●ぽを吐き出しました。
口の中には絶対出されたくないという強い意思を感じました。
ですが、口の中こそ免れたものの、別の意味でもう遅かったんです。
引き抜かれた勃起ち●ぽは、反動で一度軽く揺れたあと、手に持ったティッシュを持っていく前に暴発しました。
どぷっ!
白いかたまりが飛び、とっさに目を閉じた姉の顔面を直撃しました。
部活で焼けた褐色の肌の上に、顔面を斜めに縦断するように、汚らしくべっとりとこびりつきます。
多少なりとも我慢したせいでしょうか。
それは、普段の俺の精液よりもはるかに濃度が濃かったです。
色を別にすれば、ゼリーかというような濃さで、それはわずかな間でしたが、しばらく肌の上にプルンととどまっていました。
その間に、第二のしぶきがぴゅっぴゅっと、今度は少し弱い勢いで、ですが噴水のように広範囲に飛び散りました。
それで、姉の顔面は精子まみれになりました。
もちろんAVのぶっかけとはくらべものにならないものの、一人で一回顔射しただけとは思えない量。
濁った精液の白色に、うっすらと姉の肌の色が透けていました。
ほどなく、こびりついた精液が流れ落ち始めました。
褐色の肌の上を、少し黄色じみた僕の体液が、後を残しながらどろどろとながれおちていきます。
唇の端っこも、鼻の頭にも白い後が光って残りました。
たとえは悪いですが、俺はナメクジが這っていった跡みたいだなと思いました。
姉はその間ずっと無言でした。
ずっととは言ってもわずかな時間だったと思いますが。
精液が顎を伝いそうになったとき、姉は叫ぶように言いました。
姉「なにやってんのよ!…結膜炎になったらどうするの!」
俺「ご、ごめん」
姉「いいから!ティッシュ取って」
俺「うん」
テッシュを渡すと姉はものすごい勢いで顔をごしごしして俺の精液をふき取りました。
姉「…彼女できても、これだけは絶対やめときなさいよね。それこそ終わりよ、こんなことしたら」
俺「うん」
ここまでいう以上、もう練習には付き合ってくれないでしょう。
しまったと思っていると、姉は言いました。
姉「…早いのはよくわかった。次からはゴムフェラね」
俺「姉ちゃん、まだ付き合ってくれるの?」
姉「今やめたら意味ないでしょうが。それに、舐めるだけならあたし、抵抗ないのよね」
面倒見がいいとは思っていましたが、姉は思った以上に人がよかったです。
俺はすっかり感謝してしまいました。
感謝しながらも、正直顔射をくらった姉の顔は恐ろしくエロくて、それで性癖が曲がらないかが少し心配でしたが。
現にそのあと、夜寝るまでに俺は姉の顔射された顔を思い出して都合3回抜いたんですから。
結論から言うと、俺はさいわい顔射フェチになることはありませんでしたが、本来の目的の早漏克服はできませんでした。
体質としては。
姉はその後もしばらく根気強く付き合ってくれて、2,3ヵ月するころには射精までに多少は時間がかかるようになりました。
姉曰く、これくらいもてば、長いとは言わないにしても、人並みよりちょっと短いくらいにはなったということでした。
これならいける。俺は自信をつけて、姉に礼を言ってトレーニングを辞め、しばらくたって次の意中の女の子はみつかりました。
自信がついたのがよかったのか、告白もうまくいったんです。
ところが、いざ彼女と床についてみると、あっというまにイってしまったんです。
以前とまったく変わりませんでした。
俺は狼狽しましたが、何回やってもそうでした。
姉の口ですこしもつようになっていたのは、どうやらただの慣れだったようなんです。
ただ、慣れというのは恐ろしいもので、それは彼女とのセックスでも同じだったんです。
今度の彼女もセックス重視ではありましたが、どちらかというと前戯が好きなタイプだったので、早いことは多少は多めに見てくれたんです。
いや、不満には思っていたと思うけど、しばらく様子をみてくれたんです。
その、時間の猶予こそが、俺みたいな早漏には必要なものだった。
その間に、俺は彼女とのセックスに慣れ、人並みかどうかはともかく、不満を持たれない程度には彼女とセックスできるようになりました。
その後別れてはしまいましたが、それはセックスとは関係ない理由です。
こうして、今では俺は、早漏であることを気にすることはなくなりました。
今では、セックスという行為そのものに慣れが出来たせいか、彼女が変わっても以前ほど速攻で暴発することもありません。
ただ、その代わり、最初の頃にあったような、胸がドキドキするような心の刺激は、全部とは言いませんがかなりなくなってしまいました。
そう思うと、早漏であるうちが、男にとっては一番セックスというものを楽しめる期間なのかもしれないと感じています。